マンション売却時の電気・ガス・水道を止めるタイミングと手続きガイド

「マンションを売るときに、電気・水道・ガスってどうしたらいいの・・・?」
新居に移り、空室にしてからマンションを売りに出す売主さんは、どのタイミングでライフラインを止めたらいいのか疑問に思われるのではないでしょうか。

結論から言えば、使用を停止するタイミングは「電気・水道」と「ガス」で違います。
売主が勝手なタイミングで使用を停止してしまうと、買手に悪い印象を与えたり、不便な思いをさせてしまうので注意してください。

逆に、これから説明する「止めるタイミング」を実践すれば、内覧客の印象アップはもちろん、ひいては早期売却や高額売却にも繋がります。

もちろん、「停止手続き」や「開始手続き」も具体的に解説するので安心してください。

経験上、ライフラインに関する見当違いなアドバイスをしている営業マンはたくさんいます。
間違ったアドバイスを鵜呑みにしないためにも、完璧にマスターしておきましょう。

目次

1. 電気を止めるタイミングは決済・引き渡し日

電気を使用停止するタイミングは「決済・引き渡し日」です。
理由は3つあります。

1-1. 理由1.電気が使えないと部屋が暗く内覧客の印象が悪い

空室にしてからマンションを売り出す場合、売主が自分の引っ越し日に電気を止めてしまうケースは多々あります。
しかし、内覧客は薄暗くなった夕方以降にも見学に来ます。
電気が付かない暗い部屋を見た内覧客の印象は最悪です。

日中なら問題ないと思われるかもしれませんが、曇りや雨の日に内覧することもありますし、トイレや風呂に窓が付いていないマンションもあります。
現役時代、他社のマンションは結構な確率で電気が止まっていたので、懐中電灯常備で内覧に行ったくらいです。
仮に、晴れた日中だとしても、全ての照明を付け、できるだけ明るく見せた方が確実に好印象です。
明るい印象を持って貰うためにも売り出し中は電気を使用できるようにしておきましょう。

1-2. 理由2.電気が使えないと内覧中の室温調整ができない

電気を止めてしまっているとエアコンが使えず、室温調整ができません。

真夏や真冬に室温調整できないければ、ゆっくり内覧もできません。

じっくり細部まで見てもらうためにも、売り出し中は電気を使用できるようにしましょう。

1-3. 理由3.売買契約後も買主は何度かマンションを見に来る

買主が見つかり売買契約を結んでも、まだ電気は止めないでください。

売買契約~引き渡し日の間に、採寸などでマンションを再度訪れる買主は多く、照明が付かないと非常に不便だからです。

売買契約も終わっているのに、買主のために電気代を払うことは釈然としないかも知れません。

売買契約をしたからといって、買主からキャンセルされる可能性は0ではありません。

毎日採寸するわけでも、一日中いるわけでもありませんから、電気代も基本料金+数十円、数百円程度です。

そんな金額をケチったばかりに買主とゴタゴタするのは馬鹿らしいですよね?

買主と最後まで気持ち良く取引するためにも、電気の使用停止は「決済・引き渡日」まで待ちましょう。

2. 電気の使用停止手続き

電気の使用を停止するための具体的な手続きを見ていきましょう。

2-1. 電気使用停止の申し込み

電力会社への使用停止の申し込みは、「電話」「ホームページ」のどちらかでも可能です。

(例)東京電力の場合

・電話
http://www.tepco.co.jp/ep/support/customercenter/otoiawase_old.html
※日曜、祝日は電話の申し込みを受け付けていないので注意。

・ホームページ
http://www.tepco.co.jp/ep/private/moving/index-j.html
※24時間受け付け可能です。

2-2. 管轄の電力会社が分らない

現在のマンションを管轄する電力会社がわからなくても、
「〇〇(居住エリア) 電気」などとネットで検索すれば電力会社のホームページがヒットするはずです。

ただ、電力会社はそこまで多くないので下記にまとめてみました。

2-3. 電気使用停止の当日は立ち合い不要

電気使用停止の当日は、基本的に立ち合い不要です。
退出日に自分でプレーカーを切れば問題ありません。

ただし、

・オートロックがある
・電力会社で遠隔操作ができない
といった要因が重なると、まれに立ち合いが必要になります。

また、最終検針日~電気停止当日までの最終電気料金を、現地清算したい場合も係員の立ち合いが必要です。
使用停止手続きの際に指示があるので、従いましょう。

立ち合い自体は土曜・日曜・祝日も対応してくれますが、電話は日曜・祝日に繋がらないので注意してください。

※曜日は電力会社によって多少の違いがあるので注意。

2-4. 電気使用停止の申込手続きは引き渡し1週間前までに

電気使用停止の申込手続きは、遅くとも引き渡しの1週間前までに済ませておきましょう。

東京電力のホームページには、土日祝日を除く3日前までに停止手続きをするように、と書かれています。
(参考:https://support.tepco.co.jp/faq/show/118?site_domain=kurashi

しかし、あなたのマンションが立ち会い必須だった場合、直前の手続きでは、検査員の都合が付かない可能性もあります。

引き渡し日が確定したら、なるべく早く電力会社に停止の申込を行いましょう。

2-5. アンペア数を下げて電気代を節約

売り出してみたものの、あまりに内覧が少なければマンション売却活動の長期化も考えられます。
半年などはザラで、最悪年単位になるケースもあります。

そのような場合、アンペア数を下げて電気基本料金を節約することも可能です。

アンペア数 電気基本料金
10アンペア 280円80銭
15アンペア 421円20銭
20アンペア 561円60銭
30アンペア 842円40銭
40アンペア 1,123円20銭
50アンペア 1,404円00銭
60アンペア 1,684円80銭

各電力会社に電話するだけで無料で対応してくれます。

(東京電力 参考:ご契約アンペアの変更|東京電力)
https://www3.kakeibo.tepco.co.jp/ne/WD/WD_Agreement.htm

10アンペアだとエアコンを起動しただけでブレーカーが落ちる可能性もあるので、20アンペアがオススメです。
(エアコンは起動時の消費量が大きいため)

また、東京電力のページには「年間契約なので1年間は変更できません」といった趣旨の文言があるため、「次の買主さんが困るのでは?」と質問される売主さんもいます。

しかし、あくまで「売主と電力会社の契約上、1年間変更できません」ということ。
次の買主と電力会社との契約には関係ないので安心してください。

そして注意点。

1.マンションの設備状況によっては有料になる場合がある。
2.関西電力・中国電力・四国電力・沖縄電力は、アンペア数が基本料金に反映されないため節約にならない。

これらを踏まえ、電力会社に一度相談してみましょう。

2-6. 電気使用停止の申し込み前にしておく事前準備

電気使用停止の申し込みに関して、必要な書類等はありませんが、検針時にポストなどに入っている「電気ご使用量のお知らせ」を手元に置いておくと便利です。

  • 停止手続き前に把握しておくべき内容
  • ・お客様番号(「電気使用量のお知らせに記載」されているが分らなくても氏名・住所・電話番号などを伝えれば手続き可能)
    ・使用停止日
    ・引っ越し後も連絡可能な電話番号
    ・引っ越し先の住所
    ・最終請求額の支払い方法

2-7. 電気料金の最終清算

最終電気料金は、前回検針日~停止当日までを「日割り計算」で算出します。

最終請求分の支払い方法は、普段と同じです。
振込用紙なら新住所に振込用紙が届きますし、口座振替なら自動引き落とし、クレジットカードならカード会社から請求、となります。

また、希望すれば、停止当日に係員が来て、最終メーターを確認し、その場で現金清算することも可能です。
停止当日の現金清算を希望する場合は、申し込みの際にあらかじめ伝えておきましょう。

2-8. 電気使用停止に関する注意事項

マンションを空室にしてから売り出す場合、照明は持っていないように注意してください。

いくら電気を止めなくても、照明がなければ何の意味もありません。
買主が最後の採寸確認などが終わるまでは照明は残しておきましょう。

3. 電気の使用開始手続き

現在のマンションを売却して、新居に引っ越す場合、電気の「停止手続き」だけでなく「開始手続き」も必要です。

電気を使用開始するにあたって、基本的に立ち会い不要です。
あらかじめ電気使用開始の申し込みを済ませておけば、入居日にブレーカーを上げれば即使用できます。

3-1. 電気使用開始の申し込み

引っ越しで電力会社の管轄が変わるかどうかで、電気使用開始の申し込み方法が異なります。

  • 引っ越しで管轄の電力会社が変わらない
  • 例:東京(東京電力)→群馬(東京電力)

    引っ越しで管轄の電力会社が変わらなければ、「使用停止」と「使用開始」は同時に申し込み可能です。

    電話で電気使用停止の申し込みを行うと、オペーレーターから新居の住所も質問もされます。
    そこで、新居を管轄する電力会社に変更のないことが確認されれば、そのまま新居の申し込みも受け付けてくれます。

    また、ホームページから申し込み可能な電力会社なら、「停止手続き」「開始手続き」「同時手続き」の3つの項目があるはずです。
    「同時手続き」なら1回の入力で、同時申し込みが可能です。

    例)東京電力の同時手続き
    http://www.tepco.co.jp/ep/private/moving/index-j.html
  • 引っ越しで管轄の電力会社が変わる
  • 例:東京(東京電力)→宮城(東北電力)

    引っ越しで管轄の電力会社が変わる場合、引っ越し先の電力会社に「電話」、もしくは「ホームページ」で新たに『電気使用開始』の申し込みが必要です。
    余裕を持って入居日の1週間前には電気使用開始の申込みを済ませておきましょう。

3-2. 新居の電力会社を調べる

引っ越し先を管轄する電力会社が分らないときは、新居を担当した不動産会社に聞くか、グーグルやヤフーで「〇〇(居住エリア) 電気」などと検索してみましょう。

例)新潟って電力会社ってどこ?東北?東京?北陸?
検索してみると、東北電力のHPがトップに出てきます。

3-3. 電気使用開始の申し込み前にしておく事前準備

引っ越しで電力会社が変更になる場合、下記のことをあらかじめ確認しておきましょう。

  • 開始手続き前に把握しておくべき内容
  • ・使用開始日
    ・今後も連絡可能な電話番号
    ・新居の住所
    ・支払い方法(振込用紙、交差引き落とし、クレジットカード)

4. 水道を止めるタイミングは決済・引き渡し日

水道を使用停止するタイミングは「決済・引き渡し日」です。
理由は2つ。

4-1. 理由1.売り出し中に定期的な掃除ができない

空室にしてからマンションを売り出すなら、定期的な掃除が必要です。
もし、水道を止めてしまっていたら、売り出し中に掃除ができなくなってしまいます。

引っ越し前に大掃除、もしくはハウスクリーニングをして綺麗にするかも知れません。
しかし、人が住んでいなくても「ホコリ」は溜まりますし、売り出し期間が長期化すれば「湿気」によるカビが発生する可能性もあります。

「売れない→長期化→汚れる→売れない・・・」
こんな負のスパイラルにならないためにも、水道は使用できるようにしておきましょう。

ちなみに定期的に掃除を行ってくれる不動産会社もあります。

  • 遠方に引っ越すため掃除のためだけにざわざわ行ったり来たりできない。
  • 売却期間が長期化しそう。

こんな場合には、査定時に不動産会社に相談しましょう。

4-2. 理由2.買主が引っ越し前に掃除できない

引き渡し前に自分で掃除をしたいと考える買主さんもいらっしゃいます。
売主が早めに水道を止めてしまえば、買主は引っ越し直前の掃除ができません。

買主が住むための掃除なのに、売主が払うのはイマイチ納得できない・・・と思われるかも知れません。
しかし、数千万円のマンションを買ってくれたことを思えば、たかが水道料金など気にならないですよね?

できるだけ買主の要望に応えてあげるためにも決済・引き渡し日までは水道は使えるようにしましょう。

5. 水道の使用停止手続き

水道を停止するための具体的な手続きを確認していきましょう。

5-1. 水道使用停止の申し込み

水道局への使用停止の申し込みは「電話」「ホームページ」のどちらかでも行えます。

(例)東京都水道局の場合

・電話
http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/tetsuduki/madoguchi/center_23.html
※日曜日、祝日は電話受付を行っていないので注意。

・ホームページ
https://suidonet.waterworks.metro.tokyo.jp/inet-service/uketsuke/main_japan
※24時間受け付け可能です。

5-2. 管轄の水道局が分らない

管轄の水道局が分らず、手元に請求書や検針票もなければ「〇〇(居住エリア) 水道」と調べてみましょう。

5-3. 水道使用停止の当日は立ち合い不要

水道使用停止の当日は、基本的に立ち合い不要です。

ただし、マンションによっては立ち合いが必要な場合もあります。
例えば「オートロック」「築年数が浅く水道局側で建物形状を把握できていない場合」などです。

また、引っ越し当日に最終請求分の現地清算を希望する場合、係員が検針に来てくれるので立ち合いが必要になります。

立ち合い自体は、土曜・日曜・祝日でも対応して貰えますが、電話の受付は日曜・祝日に対応していません。
週末に引っ越す場合などは、平日のうちに連絡しておきましょう。
※水道局によって曜日に多少の違いがあるので注意。

5-4. 水道使用停止の申込手続きは引き渡し1週間前までに

東京水道局では「3〜4日前までに必ず水道局お客さまセンターにご連絡ください。」となっています。
(参考:http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/tetsuduki/tetsuduki/23/shiyou.html

しかし、立ち会い必須のマンションであれば、直前連絡だと係員の手配ができない可能性もあります。
水道使用停止の申込手続きは、引き渡しの1週間前までに済ませましょう。

5-5. 1日使用で水道代を節約する

「空室中の部屋を綺麗に保つため」「買主のため」とはいえ、
「住んでいないマンションの水道代は絶対に払いたくない!」という売主さんには、1日単位で水道を使用する方法をおすすめします。

引っ越し日に、いったん水道は止めてしまいます。
そして掃除をするタイミングで、「この日に1日だけ水道を使用したい」と水道局に電話するだけです。

基本料金も日割りになるのでおすすめの節約方法です。

5-6. 水道使用停止の申し込み前にしておく事前準備

水道使用停止の申込にあたって、必要な種類はありません。
ただし、ホームページからの申し込みには「お客さま番号」が必須になるため、検針票などを手元に準備しておきましょう。

  • 停止申し込みの前に把握しておくべき内容
  • ・お客様番号(※「検針票」などに記載、分らない場合は電話での手続きになります。)
    ・使用停止日
    ・引っ越し後も連絡可能な電話番号
    ・引っ越し先の住所
    ・最終請求額の支払い方法

5-7. 水道料金の最終清算

最終水道料金は、前回検針日~停止当日までを「日割り計算」で算出します。

請求方法は、今までと同じです。
現在口座振替ならそのまま口座から引き落とされますし、振り込み用紙なら新居に郵送されます。

また、引っ越し日に水道局員に来てもらい現地清算することも可能です。
希望があれば申し込みの際に、清算方法を伝えておきましょう。

5-8. 水道使用停止に関する注意事項

水道ではありませんが、空室にして売り出す際は、下水にニオイに注意しましょう。

本来は排水管のS字部分(トラップ)に水が溜まることで、下水ののニオイが上がってこないようになっています。
しかし、長期間空室にすると、水が蒸発してトラップの効果がなくなってしまうのです。

不動産会社によっては、専用の蒸発防止剤を常備しています。
また、サランラップで隙間なく覆うことで蒸発を防ぐことも可能です。

査定に来た担当営業マンに対応してくれるか聞いてみましょう。

6. 水道の使用開始手続き

道を使用開始するにあたって、基本的に立ち会いは不要です。

事前に使用開始の申し込みを済ませておけば、そのまま蛇口をひねれば水道が使えます。
もし蛇口をひねっても水が出なければ、メーターボックス内のバルブが閉まっているだけなので、左に回しましょう。

6-1. 水道使用開始の申し込み

引っ越しで水道局が変わるかどうかで、水道使用開始の申し込み方法が異なります。

  • 引っ越しで管轄する水道局が変わらない
  • 例:世田谷区(東京水道局)→品川区(東京水道局)

    引っ越しで管轄する水道局が変わらない場合、「使用停止」と「使用開始」は同時に申し込みできます。

    電話で水道使用開始の申し込みを行うと、係員から新居の住所も聞かれます。
    管轄エリアが同じであれば、そのまま新居の水道使用開始の申込みも受け付けてくれます。

    インターネットから手続き可能な水道局なら「中止・開始の同時手続き」という項目が用意されていいるはずです。

  • 引っ越しで管轄する水道局が変わる
  • 例:世田谷区(東京水道局)→横浜市(横浜市水道局)

    引っ越しで管轄する水道局が変わる場合、引っ越し先の水道局に「使用開始」の申込が必要です。
    遅くとも1週間前には済ませておきましょう。

    水道使用開始の手続き方法は、自治体によって「電話のみ」「電話 or FAX」「電話 or ホームページ」と大きく異なります。
    早めに確認してください。

6-2. 新居の水道局を調べる

新居を管轄する水道局が分らなければ、新居を担当した不動産会社に聞く、もしくはネットで「(引っ越し先)市区町村名+水道局」で検索してください。

6-3. 水道使用開始の申し込み前にしておく事前準備

引っ越しで水道局の管轄が変わる場合、下記の内容を事前に確認しておくと便利です。

  • 開始手続き前に把握しておくべき内容
    ・使用開始日
    ・今後も連絡可能な電話番号
    ・新居の住所
    ・支払い方法(振込用紙、交差引き落とし、クレジットカード)

7. ガスを止めるタイミングは売主の退去日

ガスは売主が新居に引っ越す日(退去日)に停止しても問題ありません。

これまで見てきた「電気」「水道」と違い、ガスが止まっていても売却活動にマイナスになることがないからです。
基本料金がもったいないので、ガスは売り主自身が退去する日に止めてしまいましょう。

8. ガスの使用停止手続き

ガスを止めるための具体的な手続きを確認していきましょう。

8-1. ガス使用停止の申し込み

ガス会社への使用停止の申し込みは「電話」「ホームページ」のどちらかでも行えます。

(例)東京ガスの場合

・電話
http://home.tokyo-gas.co.jp/procedure/contact/okyakusama_c.html
※土日祝日も電話対応可能です。

・ホームページ
http://home.tokyo-gas.co.jp/procedure/moving/khsn_h.html
※24時間受け付け可能です。

8-2. 管轄のガス会社が分らない

現在のマンションを管轄するガス会社が分らず、検針票や請求書もないなら、GoogleやYahoo!で「〇〇(居住エリア) ガス」と検索してください。

8-3. ガス使用停止の当日は立ち合い不要

ガス使用停止の当日は、基本的に立ち合い不要です。

立ち合い自体は、多くのガス会社が土曜、日曜、祝日も対応してくれます。
※ガス会社によって曜日は違うので注意。

8-4. ガス使用停止の申込手続きは退去日1週間前までに

ガス使用停止の申込手続きは、退去日の1週間前までに済ませておきましょう。

ガスは立ち合い必須ですから、直前に申し込みしても立ち会いの係員を手配できない可能性もあります。

特に引っ越しシーズンなどは立ち合い予約が混み合います。
現在のマンション退去日が決まり次第、早めにガス会社に停止の申し込みをしてください。

8-5. ガス使用停止の申し込み前にしておく事前準備

ガス使用停止の申込にあたって、必要な種類はありません。

ただし、ホームページからの申し込みには「お客さま番号」が必要です。
請求書や検針票に書いてあるので、事前に準備してスームーズに進めましょう。

  • 停止申し込みの前に把握しておくべき内容
  • ・お客様番号
    ・使用停止日
    ・立ち合い希望日
    ・引っ越し後も連絡可能な電話番号
    ・引っ越し先の住所
    ・最終請求額の支払い方法

8-6. ガスを使用停止する前に周辺機材の取り外し

ガス周辺器具の取り外しは、売主自身で行う必要があります。
事前にガス会社のホームページで取り外し方法を確認しましょう。

参考:東京ガス-ガス機器の取り付け・取り外し方法
http://home.tokyo-gas.co.jp/gas/kiki/setsuzoku.html

ただし、有料でよければ、ガス会社に依頼することも可能です。
取り外し方法がよく分らない場合は、無理をせず依頼した方が無難だと思います。

料金は各ガス会社で異なるので、停止申込の際に確認してください。

8-7. ガス料金の最終清算

最終ガス料金は、前回検針日~停止当日までを「日割り」で計算します。

請求方法は現在と同じなので、口座振替なら口座から引き落とされますし、クレジットカードならカード会社から請求されます。
振込用紙で支払いを行っている場合は、引っ越し先に送られてきます。

8-8. プロパンガスの使用停止

プロパンガスの使用開始時に保証金を預けていることもあります。
停止手続きの際に、相手方からアナウンスがあるとは思いますが、忘れないようにしてください。

9. ガスの使用開始方法

ガスを使用開始する場合、立ち会いが必要になります。

直前に使用開始の申し込みをしても、係員の都合がつかないこともあります。
入居日が決まり次第、早めに使用開始の申し込みをしておきましょう。

9-1. ガス使用開始の申し込み

引っ越しでガス会社が変わるかどうかで、ガス使用開始の申し込み方法が異なります。

  • 引っ越しで管轄のガス会社に変更なし
  • 例:世田谷区(東京ガス)→大田区(東京ガス)

    引っ越しでガス会社が変わらなければ、「使用停止」と「使用開始」は同時に申し込みできます。

    電話なら、使用停止の申し込み時に、オペーレーターから引っ越し先の情報も聞かれます。
    ガス会社が変わらないようなら、そのまま使用開始の手続きもしれくれます。

    ホームページから手続き可能なガス会社であれば、「同時手続き」といった項目が用意されいるはずです。

  • 引っ越しで管轄のガス会社が変わる
  • 例:東京(東京ガス)→大阪(大阪ガス)

    引っ越しでガス会社が変更になる場合、引っ越し先のガス会社に「使用開始の申し込み」をする必要があります。
    入居の1週間前には申し込みを行いましょう。

    手続き方法が「電話のみ」のガス会社もあります。
    早めに確認してください。

9-2. 新居のガス会社を調べる

新居を管轄するガス会社が分らない場合は、下記の方法で調べます。

  1. 新居を購入した不動産会社に聞く
  2. ヤフーやグーグルで「ガス 〇〇(市区町村)」で検索

9-3. ガス使用開始の申し込み前にしておく事前準備

引っ越しで管轄のガス会社が変わる場合、下記の内容を事前に確認しておくと便利です。

  • 開始手続き前に把握しておくべき内容
  • 使用開望日
    立ち合い希望日
    今後も連絡可能な電話番号
    新居の住所
    支払い方法(振込用紙、交差引き落とし、クレジットカード)

9-4. ガスを使用開始する前に周辺機材の取り付け

ガス開栓時の立ち合いでは、点火確認も行いますから、事前にガス機器の設置が必要です。

事前にガス会社のHPで確認しておきましょう。

9-5. プロパンガスの使用開始

引っ越し先がプロパンガスの場合、保証金を預けることもあります。
1~2万円くらいですが事前に用意しておきましょう。

10. まとめ

マンション売却において、電気・ガス・水道を停止するベストなタイミングは、

  • 電気 → 決済・引き渡し日
  • 水道 → 決済・引き渡し日
  • ガス → 売主の退去日

ということになります。

内覧者に良い印象を与え、買主とは最後まで気持ち良く取引するためにも必ず守ってください。

また、「停止」や「開始」の手続きは、かなり細かく解説しました。

もし、面倒だと感じられた方は「早めに電話する」とだけ覚えてください。

早めの手続きなら、万が一にも立ち会い予約が取れないこともありません。
電話申し込みなら、注意事項や流れもオペレーターが丁寧に教えてくれます。

あとは、指示通りに動くだけです。

早め早めに行動して、余裕を持って引っ越しできるようにしましょう。